2018.8.08

ヘルスフードサイエンス学科

ロールケーキもヘルスフード!?:1個当たりの糖類はたったの0.7g

190 views

ユーハス

ヘルスフードサイエンス学科オープンキャンパスの体験授業(8月5日)で大好評いただいたメディシェフ:ロールケーキ。

「1個当たりの糖類はたったの0.7g。生地には食物繊維や良質なたんぱく質をたっぷり含んだ「おから粉」をはじめ、数種類の粉を独自にブレンドしております。」とのこと。

体験授業では、注目の新資格メディシェフを認定する一般社団法人 日本医食促進協会 代表理事の竹内佑騎氏からお話を伺いました。医療・栄養・調理、この3つが融合することで本当に「おいしい」食の開発が目指せることを熱意ある語り口でお話しいただきました。

本学は全国唯一のメディシェフ資格 認定校です(^^)

 

「食事制限のないあなたに、私たちの辛さはわからないでしょう。」

メディシェフ資格誕生のきっかけ、それは糖尿病患者様向けのおいしい食を試食いただいた時の一言だそうです。

「食事制限のないあなたに、私たちの辛さはわからないでしょう。」

食にこだわるホテルの経営者として、この一言に大きなショックを受けたとのこと。

竹内氏はその時気づいたそうです。「糖尿病食としておいしい食」では、食事制限のある方の辛さは解消できないと。なぜなら、『家族や仲間と同じ「食」をたべたい』、『家族や仲間が普通のおいしい食を食べたいのに、無理に食事制限者用のメニューを一緒に食べてもらうのは心苦しい』という思いこそが、「辛さ」の原因だったからです。

食事制限のある方/無い方を問わず、だれもがおいしく思え、健康によいメニューを開発しなければならないと竹内氏は一念発起。そして、「おいしさ」を追求する調理のプロ(”シェフ”)に栄養・医療の学びの機会を確保し、そのうえで、食事制限のない方も他の一般メニューと比べて食べたくなるほどの「おいしさ」を追求したメニュー開発に挑戦したそうです。

そして誕生したのが「駿河湾レシピ」。食事制限を持っている方とその家族・仲間が一緒に集うだけではなく、同じ食事を食べ、同じ”おいしい”を共有できるレシピの誕生です。それはパスタ一皿よりもヘルシーな驚きのフルコース料理、しかも一番の特徴は「おいしい」こと。

食事制限のあるお客様がその料理を家族と食したあと、涙を流して喜んだそうです。

『その光景は今も忘れられない。』おもてなしとは何かを考えさせられた出来事だと振り返ります。

「”おいしい”をがまんする」努力から「”おいしい”をつくる」努力へ

疾病を患っている方はもとよりその予備軍の方、とりわけ生活習慣病の場合は、普段の食生活の改善を求められることが多くあります。好きなものを”がまん”し、それを継続する”努力”が必要とされます。

ここで、まず第一に努力をしなければならないのはだれでしょう?

一般的には食事を食べる人ということになるのでしょう。

しかし、好きな食べ物をがまんすることや長年継続してきた食習慣を変えるということは、大変であると同時に精神的にとても辛いことです。多くの場合、食生活の改善はその人が培ってきた、その人にとっての”おいしい”場面や食をあきらめることが伴います。

からだは健康でも、こころが満たされない…。そのような状態は健康といえるでしょうか。

しかし、ヘルスフードサイエンス学科はちょと違います。今大好きな「食べもの」よりももっとおいしい「食」をつくることで「普段の食生活改善」のサポートを目指します。まず第一に努力しなければならないのは食べる人ではなく、食の生産、提供に関わる「食のスペシャリスト」を目指す人、つまり、私たちであると考えています。

おいしいを”がまん”する努力に頼るのではなく、私たちが”よりおいしい(食)”をつくることに努力する、それがメディシェフの理念とヘルスフードサイエンス学科が共有する「喜び」のヘルスケアという考え方かと思います。

まさにこころもからだも満たす”おいしい”の探求です。”おいしい”を犠牲にして健康を得る時代から、”おいしい”で健康を手に入れる時代へ。それを実践できる人材こそが、ヘルスフードサイエンス学科が目指す栄養士資格を持った食のスペシャリストです。

しかも、この考え方は、企業にとっては大きなビジネスチャンスでもあります。

ヘルスフードサイエンス学科が多くの企業や行政関係の方にも注目いただいている理由の一つにもなっています。

※写真上:和菓子の食品開発に挑戦しているヘルスフードサイエンス学科1年生

だれもが”おいしい”で健康を。それには、からだもこころも喜ぶ「食」づくりが必要

時間を共有していて、おいしい食べ物をそれぞれ食べていても、メニューが違うだけで「辛さ」を感じる。1人の人間が抱えていたこころとからだの切実な悩みに気づき、その人が持っている”おいしい”という感覚に寄り添い、企業努力で(ビジネスチャンスに変えて)応える。

今回お話いただいたメディシェフ資格誕生のきかっけは、「人間を総合的に理解し、よりよく生きるための知恵とする」ことを掲げる本学の理念に通じるところが少なくありません。人間総合科学大学での学びは、こころとからだの関係性から総合的に人間を理解することからはじまります。

調理・栄養に関心のある方、ぜひヘルスフードサイエンス学科のオープンキャンパスへご参加ください。人間理解、そして”おいしい”と”健康”を一緒に考えましょう!

次回のオープンキャンパスは8月26日(日)。今度の体験授業も企業の第一線で活躍されている方をお招きします。どんなお話がきけるでしょうか。ぜひ楽しみにしていてください。