2018.7.31

心身健康科学科(通信)人間科学部@通信

運動を通して心と身体の状態に気づく:レクリエーション理論・実践

596 views

大平

皆さんこんにちは、心身健康科学科(通信制)の大平です。7/29(日)に開催されましたレクリエーション理論・実践、対面式スクーリングに参加させて頂きました(体育Ⅲとの合同授業で参加者40数人、様々な年齢層の方が受講しており良い刺激を頂けました) 担当は弓削田先生です。

(※7/28(土)午後からの開催予定でしたが、台風の為中止になりました。大平は鉄道が止まる事を想定し28日早朝に出発、大学に近い岩槻にあるホテルで、この科目のネット授業を見て過ごしました)

7/29(日)蓮田キャンパス2階大教室が会場で、運動の出来る格好で参加しました(もちろん大学の更衣室で着替えて)。弓削田先生より自己紹介と、授業についてのガイダンスでスタートしました。授業の目標は「自分自身の身体に関心を持ち、運動を通して自分や相手の心と身体の状態について気づく。健康を維持・増進するための運動方法を体得するとともに、演習を通じて相手に伝える方法を考える」です。先生が「ずっとやっていけるスポーツを見つける・好きなものを一つでも見つけて、そして楽しむ」大切さを教えて下さいました。

 

その後、アイスブレイクを行いました、初対面の人たちが和やかな雰囲気を作るというもので、①誕生日の順番で並んで輪になって→②自己紹介を順番にするというものでした。自然に声をかけながら・体を動かす機会になり、やや緊張していた受講者の表情がどんどん緩んでいきました。

 

次に、8グループに分かれて風船ゲームをしました。①風船をバレーのようにしてパスを回す→メンバーで手をつないでパスをしたり→②鈴が入った風船が追加され、2個の風船をパスし合うゲームをしました。鈴の少し重みが入った風船は飛び方が違い、またエアコンの風で少し流れたりする中、楽しくパスを回し合いました。

その後、伝承遊び「ことろことろ鬼」をしました。グループで縦列に並び、先頭の人以外は前の人の肩に手を置きます、最後尾の方はズボンの後ろに(風呂敷のような)シッポをつけてグループで対抗してそのシッポを取り合います。白熱するゲームを2回やって、大平は①最後尾と②先頭を担当したのですが、凄い速さで動く他のグループの方に圧倒され、シッポをとられ悔しかったです。

休憩の後「てあわせでコミニケーションをしよう」をしました。2人1組で手を合わせます、1人が自由に動かして相手がそれにあわせます→それを入れ替えて行い→座った状態から歩いて動いて実践します→さらに4人で繋がり→6人になり・・→最後には全員で「てあわせ」をしました。自分の身体ではない相手と・そして最後はみんなで一体を感じるような、そんな不思議な体験を得る事ができました。

そして、みんなで輪になった状態で、先生と学生が交代で数人、まるでペアでスケートショーをするように手合わせと踊りを(先生を見本にして)行いました。声をかけて頂け大平も実践しましたが、体を使って表現するとはどういう事なのか?を少し掴めるような貴重な機会となりました。

 

休憩の後、ドッチビーをしました。まずはグループで簡単なパスの練習をしました。軽く投げる分なら良いのですが、少し距離を置いてやや早く真っ直ぐとなりますとなかなか難しく、前に投げたつもりが→真横の壁に激突!等の状態に・・。でも段々コツを掴み、それが出来るようになってきました。その後、2つのグループで1チームとなり、4チームで対戦ゲームをしました。真剣な勝負となり・でもちょっと加減もしながら皆で楽しみました。その後希望者で、ドッチボール対戦もしました。

ランチ休憩の後、運動理論として身体活動で消費されるエネルギーや、運動の程度を表す単位・メッツ、健康日本21における目標歩数等を学び、万歩計をつけて盆踊りやウォーキングを音楽に合わせて行いました。その15分程の運動で約2千歩の歩数が得られることが分かり、どれ位運動すると良いのかの目安になりました。そして心拍数から運動強度・消費カロリー等を計算するワークが行われました。

 

休憩の後、イニシアティブゲームとしてグループで、蓮田キャンパスの地図と課題(画像と質問)が書かれた用紙をもって、ウォークラリーが行われました。「これ何処にあるの?」と探す中メンバーで知恵を出し合い、10問ある問題を解いていきました。チームで協力する事と、気づきの練習になりました。早く終わったグループは休憩したり、バトミントン等自由にエクササイズをしました。

 

ウォークラリーの答え合わせをしてから休憩、そして、バスタオルを引いてヨガを行いました。先生の指導にあわせて色々なヨガのポーズをとり、呼吸を整えたり、緊張と弛緩を繰り返す中で、癒しの時間を頂きました。横になってポーズした時は意識が飛んで・・ヨガの効果?のリフレッシュを感じました。

 

<受講を終えてのまとめ>

健康を保つ為に自分の体に関心を持ち、適切な運動を習慣的に行う事が大切だと分かりました。また「てあわせ」等で相手の方と心を通わせたり、自分や相手の心や体の状態に気がつくことが大事になると実感できました。この授業での学びを通じ、家庭や仕事等でも機会を設け、レクリエーション的に自分も相手も皆さんも楽しめるような流れを作りたいと思いました。