ヘルスフードサイエンス学科
今「乳化」が面白い!:食品開発の最前線を体験する授業「食品加工用応用」
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食品加工応用の授業。今日は乳業メーカーのパイオニア 守山乳業株式会社の研究開発部の方にお越しいただきました。テーマは「乳化」です。もちろん、教科書でも習いますが、教科書の学びで終わらないのがヘルスフードサイエンス学科の魅力です。
ちなみに、乳化とは、水と油のような本来交じり合わないものが交じり合う現象のこと。乳飲料をはじめ、ドレッシングなどでよく使われています。
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最初は「会社紹介」と「研究開発部のとある社員の一日」から始まりました!
紹介していただいたのは、人間総合科学大学人間科学部健康栄養学科の卒業生です。
管理栄養士課程の卒業生ですが、就職活動を頑張って”難関”の食品メーカーへ就職、さらに”難関”の研究開発部への配属を果たしました。今回はヘルスフードサイエンス学科のために、はるばる会社のある神奈川からお越しいただきました。
実体験のお話は職業を知る上で、とても参考になります。
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さて、本題の講義は90分×2でたっぷり180分あります。
守山乳業様の商品をいただきながら、「乳化」の講義を受講。
普段の授業とは違い、商品開発の第一線で活躍されている方のお話なのでとても臨場感に溢れた講義でした。
学生からの質問やコメントもあり、とても貴重な時間を過ごすことができました。
乳飲料やドレッシングだけではなく、オレンジの味がする”水(ミネラルウォーター)”やおいしい加工肉の製造等にも「乳化」技術が使われているとのこと。