2019.11.28
ヘルスフードサイエンス学科
乾杯をもっとおいしく。:食品加工応用『ビールの科学(BLUE BACKS)』の監修者 渡 淳二先生の講義
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企業から講師をお招きするヘルスフードサイエンス学科の人気科目「食品加工応用」。
「乾杯をもっとおいしく。」でおなじみのサッポロビールホールディングス様より講師を派遣いただきました。
今回のテーマは発酵食品。講師は『ビールの科学(BLUE BACKS)』の監修者でもある農学博士 渡 淳二先生です。
「発酵」の基本的な知識から、ビールという発酵食品の歴史・醸造方法・商品化まで、たっぷりとお話を伺うことができました。
特に重要と思われたのは、いっしょに食べられる他の「食」との関係(食中酒としての役割)や「ビールを飲む」場面で生まれる人と人とのコミュニケーションです。
生活を楽しむために、食事と共に適正な量のお酒を飲むことが健康の維持に結び付くとのこと。
改めて「食の開発は、それを食べる(飲む)人・場面を想像することが重要」ということを再確認できるお話でした。
詳しくは、渡 淳二先生監修の「ビールの科学(BLUE BACKS)」をご参照ください!!
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講義の最初は発酵食品について。
日本全国の郷土料理にもたくさん登場する私たちにもおなじみの発酵食品。
それには、微生物の存在が欠かせません。
営業マンの一日の生活スタイルを追いながら、
微生物が私たちにとって関りが深い存在であることを
わかりやすくお話しいただきました。
続いて、発酵食品としてのビールのお話。
歴史・醸造方法・製品化だけではなく、
おいしく飲むための方法までお話しいただきました。