ヘルスフードサイエンス学科
ヘルスフードサイエンス学科の授業紹介シリーズ「栄養指導実習」
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みなさんこんにちは。
今回の学科通信は、栄養士の専門科目についてです。
みなさんは”栄養士”にどのようなイメージをもっていますか?
「栄養士とは、(中略)栄養の指導に従事することを業とする者をいう」ということが、栄養士法にしっかり定義されています。
栄養の指導に従事する、これこそが栄養士なのです!
この「栄養指導実習」では、栄養士にとって必要不可欠な”栄養指導”について学ぶ授業です。
栄養指導を行うには、はじめに指導する対象者のことを十分に把握することが必要です。
対象者の食生活や健康状態などを把握し、栄養に関してどのような問題を抱えているか、そしてどのように解決すれば良いかについて、対象者の立場を理解したうえで指導します。
今回の授業では、対象者の食生活を把握するために、食事内容を分析してみました。
どの食品をどのくらいの量を食べたか、食事内容から推測できるようになるための練習として、料理の重量を予想し、実際に計量した値と比較して考察しました。
今回使用したのは、
コンビニエンスストアで購入したお弁当、総菜パン、スナック菓子などです。
ゆで卵が意外と軽かった、
漬物は少なく見えるのに重かった、
サラダのレタスはこんなに少ないと思わなかった、
コロッケは意外と重かった、
お菓子は軽いけど高カロリーなのでとりすぎに気をつけないと、
等々の感想がみられました。
予想よりも多かったもの、少なかったものがありますが、料理をみて大まかな重量の感覚がわかるよう、普段からいろいろな食事に興味をもってほしいと思います。
ヘルスフードサイエンス学科では、在学中に外部企業や地域とメニュー開発に挑戦する機会がたくさんあります。
この授業で学ぶような技術を身につけていれば、イメージでメニューをあれこれ考えることもできるようになります。
そして卒業と同時に栄養士免許を取得するまでには、料理のエネルギー量も推測できるようになっているはずです!
おいしいメニューを栄養士として提供したい!と少しでも興味がわいた方は、ぜひ本学に遊びにきてください。
お待ちしています!
(ヘルスフードサイエンス学科教員 秋山 佳代)