2020.11.25

ヘルスフードサイエンス学科

食の専門家を育成する! 『バナナの健康効果』

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広報

■セミナーで大澤先生が講演

本学科特任教授の大澤俊彦先生が、株式会社ドール主催のセミナー
「バナナで美味しく続けて健康に! ~バナナの機能性、GABAについて知る~」
においてバナナの健康効果について講演をされました。

大澤先生は、機能性食品、特に、酸化ストレス制御食品開発の基盤的研究の第一人者です。
大学研究のみならず、研究を産業分野に活かす活動を通じて社会貢献を活発に行っておられます。

今回、株式会社ドールからバナナとして初めて、機能性表示食品「血圧が高めの方に」のバナナが
発売されたこともあり、有効成分「GABA」(γ-アミノ酪酸)の有効性について講演をされました。

「GABA」は野菜や果実に広く含まれているアミノ酸の一種で、興奮を抑える神経伝達物質であることが
知られています。食事として摂取した場合に、リラックス効果 血圧が高めの方の血圧を下げる効果
報告されています。

バナナは日本で一番食べられているフルーツであり、値段も手頃で季節を問わず入手できる食品です。
バナナには「GABA」以外にも多くの有用な成分が含まれています。
美味しく続けられる健康食品として今後も注目したいと思います。

(ヘルスフードサイエンス学科学科長 時光一郎)