2022.2.14

ヘルスフードサイエンス学科健康栄養学科地域連携

おいしくてヘルシーなメニューを学生が考案「健幸メニュー」開発🍱

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広報

ヘルスフードサイエンス学科では、これまでも地元企業や地域とタイアップしたメニューや商品の開発を⾏ってきました。
特にさいたま商工会議所および、さいたま市内飲食店との産学官連携による「健幸メニュー」は、塩分摂取と外食の多い日本の食生活の特徴に着目し、手軽に減塩に取り組めるナト・カリ調味料(※)を使用するなどの工夫がなされています。

コロナ禍による家庭での食事需要や健康意識の高まりから、おうちで店舗の味を楽しみながら、生活習慣病の予防や健康寿命の延伸にもつながる、おいしい健康食をめざしました。

日頃から栄養学を学ぶ学生ならではのアイデアと地元飲食店の技術・経験をもとにした共同開発。
完成した3店舗8種類の商品は、各店舗にて、期間・数量限定で販売されます🍱🥪

 

■店舗名:藤宮製菓(さいたま市岩槻区本町2-1-22)
■商品名:低糖質”ねり切り”4種 右上から「梅」「おばけ」「水仙」「お豆くん」(各216円)
※2月17日(木)から販売予定
■電話:048-756-1569

 



■店舗名:Dining&Bar Cheers (さいたま市大宮区桜木町2-223モナーグヴィラ1階)
■商品名: 上「Hamburg Lunch」中「がぶっとガパオ」下「野菜たっぷりドライカレーランチ」ランチ弁当 3種日替わりで(850円から)
※2月16日〜18日 販売予定
■電話:048-871-6058

 

■店舗名:WAベーグル(さいたま市南区神明1-10-15メゾン・ド・コリン1階)
■商品名:鎌倉ハム製ベーコンの旨味ひきたつジャーマンポテトサンド(560円)
※販売中
■電話:048-844-6313

担当教員の矢部先生に今回の中食開発についてインタビュー🎤

Q1 おいしさの秘訣は?
「これは、もう、各お店の力によるものです。
どの世界でも言えることですが、シンプルなことほど「プロ」の凄さがわかります。
学生ももちろん、自分たちで試作し、改良し、自分たちが納得した味にして提案しています。
ですが、お店の方が作られたものは、同じ材料・分量なのに、自分たちとは全く違った「プロの味」でした。
そこは、材料となる材選びへのこだわり、下処理やかける手間数の違いをはじめ多数の違いがありました。
試食した学生からは「プロの凄さを思い知った」、「お金をもらえる料理って、ああいうことなんだ」、「自分たちももっと知識や技術を身に付けたい」、「もっと丁寧につくらないと」という旨の言葉がでていました。
ぜひ、各「お店のプロの味」をお楽しみください😊」

Q2 アイデアの逸品性
「これは学生の純粋な消費者目線による『食べたいもの』『あったらいいな』『これが欲しい』を追及した賜物かと思います。
学生は最初の提案のときは、紙の上での自由な発想です。
その紙面での自由なアイデアを「食べたい、買いたいと思うもの」基準で一度学内コンペにかけて「複数人が食べたいもの、買いたいもの」にします。
それから試作し、味の面や見た目、盛付け方など微調整していきますが、根本のアイデアや組合せを変えないようにしていますし、変える場合は元のアイデア、学生が生かしたいことをより生かせるにはどうするかを考え改良していきます。
それが逸品性につながっているのだと思います。」

 

学生のアイデアにプロの技がぎゅっと詰まった「健幸メニュー」
期間限定の店舗もありますので、ぜひこの機会にご賞味ください♪