2022.11.10

大学院_心身健康科学(通信)

修了生の山口保晴様が埼玉県知事表彰を受賞されました

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広報

人間総合科学大学大学院  人間総合科学研究科 心身健康科学専攻  修士課程を修了されました、山口保晴様が「埼玉県知事表彰」をお受けになりました。
おめでとうございます。

「埼玉県知事表彰」とは、歯科保健に貢献が著しかった方を
地区の歯科医師会長や市町村長、保健所長が推薦し、埼玉県知事から表彰を受けるものです。

山口保晴様は、埼玉県にて歯科クリニックを開業しながら
オンライン大学院の心身健康科学専攻修士課程を修了(2021年3月)されました。
現在は、東京都医学総合研究所にて、お仕事の傍ら、さらに研究を進めていらっしゃるそうです。

この度、山口保晴様にインタビューをさせて頂きました。

■Q1 心身健康科学専攻修士課程を修了していますが、どのような研究をされていましたでしょうか。

テーマは、「Bio-psycho-social model(生物心理社会モデル)から見たALDH遺伝子多型」でした。
内容は、アルコール代謝に関係する遺伝子の型が、どのようにヒトの進化や生活に影響するのか、生物、心理、社会の多方面に渡り探求する内容です。

 

■Q2 本学院での学びは、どのような事に活かせていますでしょうか。

元々は、「進化」の研究が主な目的でしたが、ストレスマネージメントや心身相関について学べたのは、歯科医師としての臨床や子育てにおいても生かせておりますし、
脳-腸の相関は興味深く、私自身納豆とヨーグルトは、できるだけ毎日食べるようにしております。また、漢方薬ツムラの②服用と合谷、尺澤、足三里に毎日お灸をしています。

 

■Q3 今後の地域医療においての抱負を教えて頂けますか。

診断においては、歯科口腔領域に影響与える遺伝子が多く見つかると良いですね。
制度的には、Covid-19(新型コロナ)にしてもインフルエンザにしても唾液の飛沫感染が主な経路ですし、
歯周病は、誤嚥性肺炎やウイルス性感染症、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、アルツハイマー型認知症、心臓病など様々な疾患を誘発、悪化させます。
妊婦に至っては低体重児、早産をも誘発しますので、国民皆歯科検診制度や歯科口腔保健条例の制定などに尽力して行きたいです。

 

ありがとうございました。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。

埼玉県知事表彰と埼玉県歯科医師会長賞を受賞されたみなさん。