2017.1.26

ヘルスフードサイエンス学科

“牛乳”と ”和食” で「乳和食(にゅうわしょく)」!?

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ユーハス

「和食はヘルシー」。和食が持つ健康へのメリットは多くの人が認めており、世界で注目されています。
しかし、和食には大きな弱点があります。それは「塩分の過剰摂取」。減塩対策は様々な方法で行われていますが、風味を維持して減塩を行うのはとても大きな課題です。

そのような中で、いま注目されているのが「乳和食」。「乳製品+和食」のコラボが減塩対策として推奨されるだけではなく、その他の健康問題についてもその効果が期待されるとのこと。
推進している(社)Jミルクの乳和食紹介サイトには約50もの乳和食レシピが掲載されています。

ちょっとレシピを覗いてみると…、

「味噌汁+牛乳」!

「納豆+牛乳」!!、

「牛乳+手巻き寿司」!!!!

牛乳好きの人も驚くような、”ザンシン”なレシピがたくさん掲載されています。乳和食の魅力は「醤油や味噌の伝統的調味料に、牛乳のコクや旨味を加えることで、風味を損なわず減塩ができる」ことだそうです。

本学ヘルスフードサイエンス学科の桑田有教授は、「(乳製品は)減塩に加え、メタボ、高齢化の進行に伴い低栄養が引き金となる認知症などの予防・遅延効果も期待できるのではないか」と栄養疫学の観点からそのメリットを示唆し、乳和食を推奨しています。

これまでの話を総合すると、乳和食は、健康食品としてとても大きなポテンシャルを持っていそうですね。

さあ、牛乳好きの方も、そうでない方も、ぜひ一度「乳和食」を試してみませんか。