卒業生の志村有一さんが東川口駅前に訪問看護ステーションを開設されましたので、インタビューさせていただきました。

なぜご自身で訪問看護ステーションを始めようと思われたのですか？

志村さん：長年新生児を含め小児医療にたずさわり、退院指導している中で在宅での生活が気になりました。勤めていた病院で、新生児科の先生と協力して在宅部門の立ち上げをしていましたが、白紙となってしまい、訪問看護の道へ進むことにしました。訪問看護の世界に入ってみると子供のために運営している施設はほとんどなく、子供のために全力を注ぐには、自分でやるしかないと思い、開所しました。

これから看護師をめざす高校生や本学在学生（後輩）へのアドバイスをお願いします

志村さん：夢に抱いていた看護師・保健師と実際との違いに悩むこともあると思います。自分の中に一本線を引いて、やりたい道を極めて欲しいです。そうすることで自分自身が成長し、結果的に患者様や相談者にとってよりよい看護やサービスを提供できると思います。子供が好きな学生で、在宅看護に興味を持った方は「しむら訪問看護ステーション」を思い出してください。一緒に働けることを祈りながら待ってます！