人間科学部@蓮田健康栄養学科
【健康栄養学科・授業紹介】栄養教育実習Ⅱ
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栄養教育実習Ⅱの授業を紹介します!
「栄養教育実習Ⅱ」(3年次開講)は、集団の栄養教育を学びます。
学生が主体的に企画・運営する「模擬集団栄養教育」を授業の中心に据えています。この実習の最大の目的は、対象者の特性や生活背景を深く理解し、それに基づいた実践的な栄養教育のスキルを習得することです。テーマ設定から教材作成、指導方法の工夫まで、すべて学生が主体となって行います。
実習で磨く「伝える力」と「創造性」
授業では、仲間を対象者に見立てて模擬授業を実施します。単に知識を伝えるだけでなく、「わかりやすい説明」や「参加型の活動」を通して、「食と健康の大切さ」を効果的に伝える力を徹底的に磨きます。
実習後には、教員や学生同士での多角的なフィードバック(振り返り)を実施。このプロセスを通じて、指導技術、表現力、そして最も重要なコミュニケーション能力を飛躍的に高めていきます。
学びのポイント
栄養教育の企画力・実践力:対象者に合わせた課題抽出から計画立案、実行までを一貫して経験します。
集団指導スキル:円滑な進行に必要なコミュニケーションスキルとファシリテーション技術を習得。
創造性の発揮:対象者の興味を引く学習教材の作成や、指導法の工夫を通じて創造性を養う。
最新の実習(2025年11月18日)
この日の実習では、グループごとに異なる「各ライフステージ別の対象者」を想定し、学習教材の作成を行いました。
【主な対象者(グループ別)】 妊娠期、学童期、思春期(女子高校生、高校生運動部所属)、成人期など
学生たちは、まず対象者ごとに抱えている栄養に関する課題を抽出し、それに基づいた栄養教育計画を立案しました。そして、その計画をもとに、最も対象者に響く学習教材を作成しました。
写真: 学童期を対象とした、楽しんで学べる紙芝居を作成している様子です。


(健康栄養学科 教員 大出理香)



















