人間科学部@蓮田健康栄養学科
【健康栄養学科・授業紹介】調理学実習Ⅰ
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調理学実習Ⅰの授業を紹介します!
1年次開講の調理学実習では、「食の科学」で学んだ非加熱・加熱操作と同時進行で受講している「調理学」における各食品の調理特性を確認しながら、1食の日本料理、西洋料理、中国料理の献立を季節に応じてグループごとに調理しています。
2025年11月6日の実習では、「西洋料理」を作りました。
<今回作った献立>
Beef Steak a la Hambourgeoise, Sauce Tomates
Salad macedoine Sauce Mayonnaise
Blanc-mange aux Kiwis
<実習のポイント>
・Beef Steak a la Hambourgeoise, Sauce Tomatesは、学生が大好きなハンバーグを牛肉100%で調理しました。豚肉の場合との違いを確認しながらこね、副材料の役割、ハンバーグの焼き方などを学びました。また、Sauce Tomatesはブラウンルウから作り、ホワイトルウとの違いを確認しました。
・Salad macedoine Sauce Mayonnaiseは、根菜野菜のゆで方を学ぶとともに、卵黄の乳化作用を利用して、手作りでマヨネーズを調製しました。どのグループも分離することなく、上手にマヨネーズを調製することができました。
・Blanc-mange aux Kiwisはゼラチンで作るフランス風とコンスターチで作るイギリス風があります。今回は、コンスターチ(でんぷん)の特性を学ぶために、イギリス風のブラマンジェを作りました。地上でんぷんであるコンスターチは砂糖と牛乳で混ぜた後、強火で5分間加熱すると、弾力があり、歯切れのよい食感になります。焦がさないように、鍋底を削るように気をつけて攪拌し、おいしいブラマンジェが出来上がりました!

この日は、調理学実習が始まって6回目の実習でした。1班5人構成で、それぞれが役割を分担し、1食の料理を90分ほどで仕上げます。料理ごとに、食材の切り方、加熱方法は異なります。お互いに確認しながら、手際よく調理することができるようになってきました。
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おいしいブラマンジェとなるように、強火で手早くブラマンジェを撹拌します!衛生面、安全面も考えながら調理を進めていきます。 |

ハンバーグに入れる玉ねぎのみじん切りの操作も少しずつ慣れてきました。

完成です!お料理に合わせたお皿、カトラリーを確認し、盛り付けをします。1班ずつ、出来上がりを教員と確認し、試食をします。Salad macedoine Sauce Mayonnaiseのマヨネーズは、市販のマヨネーズとは違う味ですが、手作りマヨネーズもおいしいという学生の声が聞こえてきました。初めていただくブラマンジェ、牛肉100%のハンバーグに感激しながら、すべておいしくいただきました!
(健康栄養学科 教員 梅國智子)




















