2017.10.15

大学院_心身健康科学(通信)

小さな変化に新たな見地を求めて~大学院スクーリング~

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ユーハス

一気に寒くなってきた今日この頃。

大学院ではスクーリングが行われました!

今日は4℃の水に片手を入れて、実験前~実験後でどのように身体的変化が起こるかを分析します。

測定するのは血圧、心電図、発汗、皮膚血流、呼吸、心拍数など。

実験協力者チーム、計測チームで作業を進めます。

いざ、実験開始。緊張の10分間が始まりました。

ディレクターの合図と共に、計測スタート!

実験協力者に影響を与えないよう、パーティションで仕切ったり、音を立てないように配慮して進行します。

左手に測定器を装着し、右手を4℃の冷水に1分間浸します。

研究に必要な知識だけでなく、実験の基礎知識や実験協力者への配慮等も同時に学んでいきます。

実験で得られた数値

実験終了後は、実験協力者へのインタビューと数値を比較してのディスカッションが行われました。

「指先にピリピリとした感触を覚えました。水風呂のようで気持ちよかったです」

「入れた瞬間から絶望的でした。とても痛くて耐えられそうにありませんでした。」

実験協力者によって異なる感想。この実験を通して、どんな仮説が立てられるのか、考察していきます。

同じ反応を示しているのに、不快感に差があるのは…?

過度な思い込みではなく、埋もれている情報はないか考えてみて。by小岩専攻長

数値が物語る、心と身体の関係性を探ります。

次回もお楽しみに♪