2017.11.27

義肢装具学専攻

実践を通じて研究に必要なリテラシーを身につける:卒業研究発表会

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UHASⅡiwatsuki

11月26日、義肢装具学専攻4年生の「卒業研究」最終発表会が行われました。

本科目の目的は、実践を通じて研究に必要なリテラシーを身につけることです。“伝える力”もその一つで、過去3回の中間発表を経て今回の最終発表に至るまで、練習を重ねプレゼンスキルを磨いてきました。そのおかげで、各自が堂々とした態度で、たいへん分かりやすく伝えられていたと思います。

発表会に参加した3年生諸君にも、先輩達の発表は大いに参考になったことでしょう、いよいよ来年は自分達の番です。

卒業研究はこれで一段落し、今後は国家試験の勉強が本格化します。こちらの方も良い成果が得られるよう、これからの3ヶ月間頑張ってください。

義肢装具学専攻教員 坂井一浩

【演題名紹介】
○プラスチック短下肢装具の下腿支持部が及ぼす影響 ~支持部の深さと下腿近位バンドの圧力に着目して~
○プラスチック短下肢装具の下腿支持部が内反尖足矯正に及ぼす影響 ~支持部の深さとLeg heel angleに着目して~
○内反矯正に用いるTストラップの効果 ~足関節角度と圧力に着目して~
○内反矯正に用いるTストラップの効果 ~快適性の向上を目指して~
○支持部近位端に付加されるフレアの効果 ~プラスチック短下肢装具の上縁フレアと軟部組織の硬度に着目して~
○リュックサック型体幹装具における歩行時の重錘位置と筋活動の関係について
○上肢挙上動作における軟性腰仙椎装具の筋活動について
○体幹装具装着時の起居動作における手すりの使用がエネルギー消費に与える影響
○ジュエット型装具のパッド位置と各椎体間の可動域の関係について
○踵補高がパーキンソン病のリーチ動作に与える影響
○バレーボール動作に足関節サポーターが及ぼす影響
○距骨下関節の可動域の違いが外側ウェッジの効果に効果に及ぼす影響
○足関節の底屈制限が高齢者の歩行に及ぼす影響
○能動フックの形状の違いが装着者の動作に及ぼす影響
○長時間歩行における足底圧中心軌跡の変化 ~楔状足底板の矯正効果の検証~”
○足背部の締め付け度合いが靴内部せん断力へ与える影響
○アキレス腱断裂用装具における健側補高の有無が歩行時の疲労に与える影響
○動物用義肢装具の需要調査

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