心身健康科学科(通信)人間科学部@通信
農作業車の乗車運転も体験:野外レクレーション実践Ⅰ
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こんにちは、心身健康科学科(通信制)の大平です。
11月25・26日に開催されました、野外レクレーション実践Ⅰに参加しました、天候に恵まれ、学びの多い至福の機会となりました。体験談を記載させて頂きます。
初日:農についての座学と、クワイの田んぼを見学
初日は半日座学でした。「農」に関する色々な特徴や、大学のある蓮田地方の「農」の歴史等を教えて頂きました。ある程度身近にあってもなかなか知る機会のない「農」に関する学びを頂きました。
そして、「農で地域を元気にしよう!」という興味深いテーマに入りました。その地にある資源を使って商品を開発し販売、人やお金を集めて生産・加工・販売等を軌道に乗せていくプロセスは、とても興味深く・面白そうで、一筋縄ではいかない印象を感じました。成功事例の提示から、その地でしか食べれない・手に入らない、美味しいものや付加価値のある物を創出していくのがキーになると分かりました。
午後からは、明日「クワイ」の収穫等を行う田んぼに移動しました。田んぼを管理して下さっている会の方が、農地や水路・農作業や農機具の紹介・手入れの仕方・注意点等々の説明をして下さり、また、農作業車の乗車運転も少し体験させて下さいました。この授業を履修しなければ一生触れる事はないと思える、大変貴重な経験を得ることが出来ました。
大学に戻ってからは、本日の学びを基に先生と学生との双方向での座談会を行いました。レクレーションを行う際に何が大事になるのか、自分が楽しいだけではない・相手の方も皆さんも楽しめるようにしていく、苦労する所やモチベーションを維持する方策、サクセスプロセス等々のお話は、レクレーション実践に留まらない、人生全体に役に立つと感じました。
二日目:子どもたちとクワイ収穫!!
翌日も秋晴れに恵まれ、絶好のこども大学・クワイ収穫日和となりました。小学4~6年生の子どもが約30人位参加、保護者同伴の方もいました。大学に集合した後、本学の中山先生から説明があり、僕たち学生を子供たちに紹介して下さいました。
大学の旗を持った中山先生を先頭にして出発、徒歩約20分位の道のりです。僕は列の中間にいて、交差点等での安全確認に努めました。子供たちはこれからの作業が待ち遠しいのかウキウキ♪で、それを見るだけで至福な気持ちになりました。
クワイの田んぼに到着、会の方から収穫方法の説明を受けた後、いよいよ田んぼに入ります。子供たちが先に入ったのですが、最初の一歩で泥に足をとられ動けなくなる子、尻もちをつく子、どんどん前に進む子、早速くわいを取り始める子、前のめりに倒れる子等々、もの凄い活気状態になりました。水田の中での作業ですしアクシデントがないかの見守りをしながら、子供たちと一緒に楽しみました。
終了してから水路で泥を落とし、ビニールハウスに移動、会の方がクワイをスライスして油で揚げるクワイチップスを作って下さり食べました。揚がってトレイに入れられたクワイチップスを、子供たちが1分たたない位で全部食べてしまう程美味しかったです。
そして、中山先生が旗を持って先頭に立ち大学に戻り、着替えをし、アンケートに記載を頂いて、子ども大学は解散となりました。
その後、先生と学生とでディスカッションを行いました。本日の流れから改善点や工夫、注意点等の意見をかわす中で、先生や学生の方の視野広さに学びを頂きました。
※写真は宿泊先のホテルから撮ったものです(^・^)
この科目を履修し、レクレーション実践から対人コミニケーション、そして生きる姿勢のようなものも学べる機会を頂けたと感じています。この授業を受けて本当に良かったです。
そんな科目が沢山ある心身健康レクリエーター養成講座、是非受講してみませんか。