2018.11.05

人間科学部@通信

子どもに対してレクリエーションを楽しく・効果的に:通信スクーリング報告

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ユーハス

皆さんこんにちは、心身健康科学科(通信制)の大平です。10/20・21に開催されました「子どもを対象としたレクリエーションの実践」対面式スクーリングを受講(参加者十数人)した体験談を記載させて頂きます。担当は増田先生です。

1日目、まず最初に増田先生が、マジックノートて鮮やかに、学生の心をつかみました。このようにして驚きと感動で子供の心をつかめたら、その後のレクリエーションがグッとやり易くなりますよね。増田先生凄いです。

各グループでアイスブレイキング的なゲームを考案

アイスブレイキング(初対面の人同士を和ませコミュニケーションを取り易くし、集った目的の達成に積極的に関わってもらえるように働きかける技術)として、一人一人、自己紹介(名前、受講中に呼んでほしいニックネーム、今している仕事等、この科目に参加した理由)をして、そして皆さんから「素晴らしい」の拍手を頂きました。大平は妻から以前言われていたあだ名「おさポん」をニックネームに希望しました。その後、教室後面のスペースに移り、バースデーチェーン(1/1から12/31の順で並ぶことを、発語なしの非言語的コミュニケーションで実施)や共通点グランドスラム(5人でグループになりコミュニケーションをとって、1人のみ→2人だけ→3人だけ→4人だけ→5人全員が当てはまるものを順に発見していく)ゲームを行いました。初対面の方も含む皆さんがどんどん打ち解け、仲間になっていきました。その後、3つに分かれた各グループでアイスブレイキング的なゲームを考案し、それを全員で実施しました、楽しかったです♪

子どもを飽きさせないプレゼンテーション能力

休憩後テキストより、レクリエーションは「楽しく」行う事が大切であり、子どもを飽きさせない、驚きや何か面白い事を実施するプレゼンテーション能力が必要になると分かりました。運動発達と運動学習では、5~9歳のプレゴールデンエイジで豊富な運動を経験させることが、次の9~12歳のゴールデンエイジで動きの巧みさを即座に習得できる時期の能力に繋がること、そして12~15才のポストゴールデンエイジでは神経系の発達がほぼ止まり・身体的な発達が著しくなる事で身体のバランスが悪くなり、今までできていた技術ができなくなることもあると知り、小学校では上手かった子が中学校でスランプになったりする理由が分かりました。また、自分の子どもが保育園の時に妻が体操教室に入れていて、こんな小さい子に意味があるのか?と疑問に感じてましたが→中学生になった現在運動が得意なので、その時の体操教室が繋がっているかもしれない、と思いました。増田先生より「答えを安易に教えてしまうと→子どもが自分でやらない状態となる。子どもに丸投げしたとしても→やらない状態となる。個別性のある接し方が必要になる」と伺い、成程と思いました。また、姿勢良く、真っ直ぐ立てるようになるように、インナーユニット(腹腔壁を構成する横隔膜・骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋など)を鍛える事が、運動が上手くなる基本となると学びました。

シナプソロジーを学びました!

休憩後、脳が活性化するには新しい適度な刺激が必要で、それを行うシナプソロジーを学びました。基本の動きから→できないことを行う事で脳が活性化します。お手玉を使った様々なゲームではできなくて大笑い。脳がビンビンに刺激を受けて活性化するのを実感しました。その後じゃんけんゲーム・関所ゲーム・進化ゲームを行って大盛り上がりしました。大平は頑張りましたが負けが多くて結局王様には成れず、悔しくて泣きだす子もいると伺った気持ちが分かりました。

目の前の人を大事にする関わりを持つ重要性

「〇×クイズ」をしました。この内容が最後のテスト問題と連動していて、なんて親切な先生なんだろう!と思ったのと、大事なポイントの理解に繋がりました。子どもの生活習慣では、インターネットをしている時間の多さに驚き、目の前の人を大事にする関わりを持つ重要性を思いました。「ニートやひきこもり」では、生活や生き方、見方を変える事を教えて頂きました。何か人間関係で負な事があった時、その原因を叩いたり・無視するのではなく、その人がキーマンである事を理解し、その人とうまく行けば全体として良くなる流れができると教えて頂きました。自立性を培う為に、色々な依存がある状態からある程度線を引きつつ、自立への姿勢を持てる大切さを知りました。

その後「承認ゲーム」をしました。5人でグループになり、自分がやってきて自信がある事を3つ以上あげて発表、グループメンバーがそれを承認します。メンバーのこれまでの経験や姿勢を感じると同時に、自分の自己開示を親身に聞いて・共感して頂け→さらに承認してもらえる機会を持てる事は、やる気や自分の存在価値の肯定に繋がる・暗かったものも明るい印象へ変わる体験ができました。

 

「凄いね」と承認して聞く

2日目、コミュニケーションにおいて「気づく・イメージする」ことが大事になると分かりました。自分の気持ちが分かって貰えないと不満をもちます。子どもが話してくることを聞いて、気づきを持って「凄いね」と承認して聞くことは、子どもをやる気にさせると思いました。

昼食休憩後、ペーパー体操をしました。厚紙を落とさないように体操します。できなかったのが→コツをつかむ→舞をまうようにできるようになり、気持ち良かったです。

子どもを飽きさせないプレゼンテーション能力から人の受け止め方について、視覚からの情報が一番多く、次いで声の様子などの聴音情報となり、言語的情報は最少(メラビアンの法則)から、言葉による指示では伝わる率は低く、動作による指示(実演・表情・視線・身振り手振りなど)を活用する事が有効と知りました。

ペップ(勇気づける)トークで、子どもとの信頼関係を土台に持ちながら、前向きな背中を押す肯定的な言葉(思いっきり楽しんでこいなど)を投げかける事で、人をその気にさせることに繋がると学びました。

 

コンフォートの状態を超えて上のゾーンに行くパラダイムシフト

子ども自立する能力を育てるには、子どもが自己肯定感が持てることが基盤となります。「自分は大切な、かけがえのない存在だ」と思える心の状態は、励ましや承認、楽しさや心の安定、大人による見守りなどから自信や安心感を経て自立に繋がっていきます。子どもが「できたよ」と自己開示できる機会を持ち、「凄いね」と他者からの承認をもらえて、「嬉しい」と自己肯定感を持てることが大事になると分かりました。

子どもは大人の投げかけた言葉を脳で認証し、自分はそうらしいと繋げてしまうようです(「ミスをするな!」と言われ→ミスをするらしい・・と繋がる)。ペップトークを投げかける大切さを思いました。ドリームサポーターは、傾聴力があり・相手の状況を認識して・ポジティブな声掛けができる人になるそうです。

シャンパンタワーの法則があります。私が楽しむことで→家族が楽しみ→友人・知人も楽しむなど周囲の人も楽しむ状態になります。また、今いる自分の慣れている状態でもあり居心地がいいとも言えます。また、自分が嫌だなと思う事は場所を変えても存在します、そのようなコンフォートの状態を超えて上のゾーンに行く→パラダイムシフトができる事が成長になると分かりました。

※上記の他にもたくさんのゲームを教えて頂き、実践しました。

<受講を終えてのまとめ>

シャンパンタワーの法則というのがあります。私が楽しむことで→家族が楽しみ→友人・知人も楽しむなど周囲の人も楽しむ状態です。今いる自分の状態は慣れている状態でもあり居心地がいいとも言えます。また、自分が嫌だなと思う事は場所を変えても存在します、そのようなコンフォートの状態を超えて上のゾーンに行く→パラダイムシフトができる事が成長になると分かりました。