2018.11.22

人間科学部@通信

わたしは自然案内人:ネイチャーゲーム2018

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ユーハス

11月17・18日、心身健康レクリエイター養成プログラムの関連科目「野外レクリエーション実践Ⅲ」(対面式スクーリング)がおこなわれました。この科目は、ネイチャーゲームリーダー養成講座も兼ねています。

小春日和の2日間、様々な形で自然と触れ合うアクティビティを体験しました。落ち葉を拾うアクティビティでは、こんなにもいろいろな種類の植物があり、それぞれ個性豊かな形・色・手触りであることにビックリ!
目を閉じて耳をすますアクティビティでは、鳥の声、木の葉擦れの音だけでなく、遠くの工事やヘリコプター、ご近所の方々の声まで聞こえることにビックリ!
普段、意識していないものに意識を向けると、たくさんの驚きや発見に満ちあふれていました。

「カモフラージュ」・「落ち葉の窓」

この写真は、1日目のアクティビティ、「カモフラージュ」の様子です。本部棟と栄養棟を結ぶ小道に、様々な人工物が隠されているのを探すというものでした。色や形によっては、見つけやすいもの、見つけにくいものがあることに気づきます。この体験によって、動物たちも同じように、自然の中でカモフラージュして生きていることに思いをめぐらしたのでした。


この写真は、「落ち葉の窓」です。穴があいた黒い用紙に、葉を貼りつけて太陽にすかすと、ステンドグラスのように美しい窓ができました。わざと虫食いの葉っぱを使ったり、葉脈の向きを逆にしたりと、皆さんの個性が出ていました。

 

「リーダー自身が楽しいと、みんなも楽しくなる」

この写真は、2日目「わたしの木」というアクティビティの様子です。2人組になって、相手に一本の木を紹介します。紹介された人は、目隠しをして木にあいさつをしに行きます。

「すべすべしている…こんなところに葉っぱが…地面の枯葉に囲まれて、どこか温かい…」

視覚以外を使って「わたしの木」と仲良くなると、目をあけてからも、その木がどこにあるかわかるから不思議です。先生によれば、「わたしの木」を何十年も忘れない人もいるそうです。

担当してくださった井上満先生は、少年のようにキラキラした笑顔で、いろいろな遊びを提案してくださいました。先生お手製のジャムも、とても美味しかったです。今回教わったことを基本として、いろいろなアレンジができるネイチャーゲーム。「リーダー自身が楽しいと、みんなも楽しくなる」という言葉通り、楽しく充実した2日間でした。

最後にテストを受けて、全員がネイチャーゲームリーダーの資格を取得!それぞれが、これからどんな活動につなげていくのでしょうか。楽しみです。

皆さんも、文部科学省認定プログラムの心身健康レクリエイターを目指してみませんか?

厚生労働省の給付金対象資格(科目等履修生対象)です。

詳しくはホームページや個別相談会で。