大学院_心身健康科学(通信)
バイオマーカーの測定を体験しました! 心身機能観察特講Ⅲスクーリング(前半)
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11月30日(金)から12月2日(日)までの3日間、心身健康科学専攻修士課程対象の「心身機能観察特講Ⅲ(前半)」スクーリングが開催されました。健康に関する情報の重要性がますます重要になっていますが、健康情報の一つであるバイオマーカーの測定を行いながらの授業は、とても密度の濃いものとなりました。
今回の講義では、ストレス負荷と生体反応の観察を行いました。これは、暗算によるストレス負荷によりコルチゾール濃度が負荷の前後でどのように変化するかを調べます。暗算によるストレス負荷前後に各自の唾液を採取しELISA法によりコルチゾールの濃度を測定します。ストレスにより生体内でバイオマーカーの濃度が迅速に変化する、心身健康科学の一つの現象を垣間見ていきましょう。
それではスクーリングの模様をのぞいてみましょう!
まずは、藤原宏子先生によるイントロダクションです!
いよいよ実験に入ります!
矢島孔明先生からは、機器の詳細や測定順序等について説明がありました!
みなさん、真剣な表情で聞いています!!
次は、先生のお手本を参考に、受講生のみなさんで測定です!
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あっという間に集中モード・・・
行った作業・データについてどのように分析を進めていくか、皆でディスカッションを進めていきます。得られたデータもその扱い方で、人間の本質を知る健康情報としての価値を見出すことができます。
ヘルスデータサイエンティストの第一歩ですね。
測定は佳境へ~
あれ?? この測定機器、テレビドラマなどで見たことありませんか??
受講生と教員が一体となり、アットホームな雰囲気の中で行われたスクーリングは、笑い声と歓声が飛び交う3日間となりました。最後は、また1月に開催される後半の授業でお会いしましょう・・・と約束し、終了となりました。
受講生のみなさん、ほんとうにおつかれさまでした!!
平成31年度より、心身健康科学専攻に新プログラム「健康情報マネジメント養成プログラム」が誕生します!!
心身健康科学を基に、健康関連情報のマネジメント(3A:Access・Assessment・Advice)に関する高度かつ専門的な知識・技能を有し、情報技術革新によって到来するデータ駆動型社会におけるヘルスプロモーターとして、職場や地域などにおいてリーダーとなる人材を養成するプログラムです。
今回ご紹介したような、楽しいスクーリング授業も多数組まれる予定です。