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Access! 適切にデータへアクセス:健康情報マネジメント養成プログラム
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健康情報マネジメント養成プログラム(大学院心身健康科学専攻)コースの院生11名が、6月29日(土)、「健康情報計測学」のスクーリングに参加しました。
唾液サンプリングの方法を解説する矢島先生
新プログラムは、健康関連情報のマネジメント能力(3A:Access・Assessment・Advice)を養うために、令和元年度にスタートしました。「健康情報計測学」は、3A(トリプルA)のうち、Access能力をテーマにする科目です。計測の能力を高めつつ、さらにもっと能動的(!)なAccess能力(生体及び健康に関するデータを適切なタイミングと方法によって正しく入手できる能力)アップをめざして、院生の皆さんは多角的なアプローチ(行動観察、質問紙調査、生体試料・バイオマーカー計測、神経・筋機能計測)の基礎を学びました。
1日の講義の内容は:
■計測学入門
■人の行動や営みへのアプローチ-行動観察・フィールドワークの基礎
■質問紙を用いたアプローチ-質問紙調査の基礎
■生体試料へのアプローチ-生体試料・バイオマーカー計測の基礎
■生理指標へのアプローチ-神経・筋機能計測の基礎
と盛沢山でした。1日のスクーリングで4つのアプローチの基礎を学んだあとに、受講生は自分の興味があるアプローチを選び、各アプローチの担当教員から直接指導を受けて、計測能力を高めていきます。
スクーリングは東京サテライト(新宿区西早稲田)を会場に、朝から夕方まで一日中開催されました。東京サテライトはJR高田馬場駅から徒歩13分、学生街にあります。サテライト周辺には、エスニック料理のレストランも多くあります。1時間のお昼休みに、院生の皆さんはおいしいものを食べることができたかな?
[ 健康情報マネジメント養成プログラム ]
https://www.human.ac.jp/mh/feature.html
大学院 心身健康科学専攻では、令和元年となる本年度から、ヘルスデータを扱うプロフェッショナル人材を養成する健康情報マネジメント養成プログラムがスタートしました。インターネットを駆使したオンライン学修・研究システムとともに、社会人である各院生のお仕事などのご予定にフレキシブルに対応できる対面授業が充実し、働きながらヘルスデータ管理に関する高度なスキルと知識を修得することができます