2019.11.14

ヘルスフードサイエンス学科

蓮田市郷土料理「呉汁」に挑戦!!特別講師お招きしました-分子調理学-

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ユーハス

ヘルスフードサイエンス学科の1年生が
呉汁(ごじる)のレシピコンテスト(蓮田市主催)に挑戦します!!

そこで今回特別講師として、蓮田市食生活改善推進委員4名と伝承師の方に来ていただき、
蓮田市の郷土料理「呉汁」の基本的な作り方を教えて頂きました。

ところで呉汁って知っていましたか?
大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉(ご)」といい、呉をいろいろな野菜といっしょにみそ汁に入れた物を「呉汁」といいます。

今回使用した大豆は、 蓮田市食生活改善推進委員 の方が
あらかじめ24時間水に浸しておいて下さいました。

昔は、余った味噌づくり用大豆や、出荷できない大豆を使っていたそうです。
栄養価の高い料理で体が温まることからも、冬場の郷土料理として蓮田市以外でも日本各地で親しまれています!!

今回は、よりおいしい呉汁の作り方を考案するレシピコンテストのヒントになるよう、3チームに分かれ、それぞれ処理方法の異なる大豆を使って、味の違いを確認しました。

Aチーム:フードプロセッサーを使用した大豆を使用
Bチーム:すり鉢で擂りつぶした大豆を使用
Cチーム:フードプロセッサーにかけ(1分)その後すり鉢で擂りつぶした大豆を使用

野菜の切り方のアドバイスをして頂いています。
お隣で大豆をすりつぶしているBチームの学生がいます。思った以上に力が要ります。
こんなに大変とは…。

かつお節からとった出汁(だし)にすりつぶした大豆を入れると、
豆乳スープのように乳白色でクリーミーな感じに。
油断してると吹きこぼれるよ!!
その後、カットした野菜を入れて煮込みます。最後は味噌を投入!!

なんだかお汁が少なくなってしまいました・・。
カップによそい、味の比較です。

最後は反省会!!
学生からは「大豆を全てすりつぶすのは大変だけどおいしかった〜★」
「塩味が薄かった」「汁の量が少なかったよね」という意見があがりました。

特別講師からは、「料理は素材を生かし、愛情をこめて作ると美味しいですよね」
「ぜひ、若い発想でアイディア呉汁を作ってみて下さいね!!」と講評いただきました。