心身健康科学科(通信)
心身健康科学科(通信)の学生さんから登録販売者試験合格のご報告がありました
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令和6年9月に実施された「登録販売者試験」。本学の心身健康科学科の学生さんから、担任を通じ合格のご報告をいただきました。おめでとうございます!!
皆さんは「登録販売者」という資格をご存知ですか?
登録販売者は主にドラッグストアや薬局で販売する一部の医薬品を取り扱うことができる、都道府県に認められた公的資格です。薬剤師に次ぐ医薬品の専門家で、風邪薬や鎮痛剤などの第2類医薬品、第3類医薬品の販売を行うことが認められています。この資格を取得するには、所定の講習を受けた後、試験に合格する必要があります。ちなみに東京都の令和6年度の実施結果では、合格率45.8%でした。
独学でこの資格を目指し、合格したAさんにお話を聞きました。
Q. 登録販売者試験を受験しようと思ったきっかけは?
A. ドラッグストアの張り紙で医薬品を扱う職業、資格として「登録販売者」があることを知りました。普段から医薬品や健康管理に興味があったので試験を受けてみたいと思いました。将来、ライフステージが変化しても資格を活かして働くことができそうなのも魅力でした。
Q. どのくらいの期間、学習しましたか?
A. 大学の学修と並行しながら1年間ほど、教科書などで試験対策をしました。昔、調剤薬局で事務をしていた経験も少し活かせたかもしれませんが、医薬品の知識だけでなく、人体のことから法律のことなども幅広く知っておく必要があります。心身健康科学科での学びも役に立ちました。
Q. 本学の心身健康科学科ではどんな科目を履修しましたか?
A. 特に「くすりと病気」や「ストレスと健康」などの科目が面白かったです。今は総合演習の「人間総合科学の探究」で論文をまとめているところです。心身健康科学科に入学したのは、もともと健康に関して興味を持っていて、心身の健康やストレスなど人間を丸ごと学ぶという学科の特色を知り、これだと思いました。オリジナル教科書がすごくわかりやすくて、楽しく学修しています。
登録販売者の資格以外にも、アロマテラピー検定1級(公社:日本アロマ環境協会)をお持ちで、漢方にも興味があるそうです。お話を聞いていて、社会での活躍とご自身の心身ともに豊かな生活の両方を大切にしていらっしゃることが伝わってきました。
ちなみに、試験は地域ブロックごとに問題が異なるそうです。
心身健康科学科で学びながら登録販売者を目指す道、興味のある皆さん、チャレンジしませんか?