2025.3.06

義肢装具学専攻

【岩槻】義肢装具学専攻3年生「下肢(かし)装具学」

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広報

みなさん、こんにちは!

今回は、義肢装具学専攻3年生の「下肢(かし)装具学」という授業についてご紹介いたします♪

「下肢装具」とは、怪我や病気によって足の機能障害のある患者さんに装着する補助器具のことをいいます。

例えば、膝や足首のサポーターなども下肢装具です💡

この科目前半は、実際に脳卒中で半身麻痺の装具ユーザーさんに来校していただき、足の型を採って麻痺した足の機能を補助する装具を作ります。

出来た装具はユーザーさんの足に合っているか、適合評価を行いました👩‍🦽👨‍🦽

後半はクラスメイトと2人1組になり、足の脛(すね)を骨折した模擬患者さんに見立て歩行補助を目的とした骨折用装具を作り合いました。

この装具は「PTB免荷装具(ぴーてぃびーめんかそうぐ)」といって、歩行時に骨折した足に体重が掛からないよう足を宙ぶらりんにする装具です。

 

これは授業最終日、出来上がった骨折用装具の適合評価の授業風景です。友人同士で足の型を採ってから、各自でひた向きに作ってきた成果が試されます🦶🦶

科目担当の吉田先生も短パンを履いて気合十分!

「痛いし、きついし歩けない~‼」「歩けたっ!」と協力し合いながら、足に合っているか、ちゃんと足が宙ぶらりんで歩いているかチェックしました😁

 

合ってない箇所は、熱加工したり、パッドを貼ったりして修正方法を学びます👍

そうやって失敗しながら大きな学びを得て、学生たちは一歩一歩、義肢装具士になる準備をしています♪