2020.12.16

ヘルスフードサイエンス学科

ヘルスフードサイエンス学科『分子調理学:そらまめスプラウトのメニュー開発』①

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1年生のメニュー開発活動が始まりました!
企業や地域とタイアップしたメニュー開発・商品開発は、本学科の特色ある活動のひとつです。
今年度の1年生後期のテーマは「そらまめ豆苗(スプラウト)のメニュー開発」です。

メニュー考案のまえに、本学の大澤俊彦特任教授および三和農林の桂聖子研究室長の講義により
スプラウトの魅力について学修しました。

スプラウトは、穀類や豆類、野菜の種子を発芽させた新芽で、植物の赤ちゃんです。」とは
桂研究室長の言葉ですが、三和農林さんでは様々な植物のスプラウトを赤ちゃんに対するように
愛情いっぱいに育てています。
その様子は動画で紹介してもらった工場(畑ではない!社長が考案した工場なのです)の
様子からもわかりました。

そうして育てられたスプラウトには、通常の穀類や豆類、成熟野菜とは異なる栄養成分が豊富に含まれます。
スプラウトの機能性成分については大澤特任教授から専門的かつ分かりやすい講義を受けました。
そらまめ豆苗には、L-DOPAなどポリフェノール成分がとても多いという利点の一方で、
それゆえに黒く変色しやすいという特徴も桂研究室長より学びました。
学生達はこれらの特徴を学んだうえで、メニュー開発に取り組みます。

三和農林さんからは、以下のメッセージもいただきました!

○そらまめ豆苗の魅力を伝えてくれるような、新しい趣向や発想、ユーモアがあるなど
新しい感覚のレシピを期待しています(三和農林高橋社長)

○これを機会に、皆さんがスプラウトの栄養やおいしさ、つかいやすさに興味をもってほしい。
また、見て楽しむ、味で楽しむようなレシピを提案して下さい(三和農林研桂究室長)

さて、学生達はどのようなメニューを考えてくれるでしょうか。次回、学生考案メニューをご紹介します。

ヘルスフードサイエンス学科学科長補佐 玉木雅子
ヘルスフードサイエンス学科教員 秋山佳代